外壁や屋根の塗装をするときは、複数の会社から見積もりをとることが重要です。その理由として、工事内容が同じで、塗料も同様の物を使っていても業者によって費用は異なるからです。
そして塗装業者から見積もりを取ることで得られるメリットがあります。
1つは適正価格で工事を請け負ってくれるかどうかを確かめられることで、中にはぼったくり料金を請求するところもありますから、それを防ぐことができます。
もう1つは、業者が信頼できるかどうかを確かめるバロメーターになるからです。詳細な内訳を渡されたときに、おおまかに料金が発生しているときは工事についても丁寧に行ってくれるかどうか不安を感じてしまうのは当然です。
また内訳についても一切説明がない場合には、もし正式に依頼をしたとしても、不具合が起こったり疑問を感じたときにも適切なアドバイスが得られないことも予想できます。
これらの状況を防ぐためにも、しっかり見極めるために複数から請求することが欠かせません。
外壁塗装をするとなると、どうしても気になるのがその価格です。外壁塗装ともなると、足場を組まなければなりませんので、高額な請求が来るとビクビクしている人もいるのではないでしょうか。
一般的な住宅の場合の見積額をずばり紹介すると費用相場は80万円〜150万円です。ただし、これはあくまでも相場の価格です。もし、UVカット機能付きやカビ対策、汚れ対策などができる効果な塗料を使うと、コストが高くなります。
その住宅の劣化度合いにて見積額が変わってくることがあるため定期的に塗替えをすることをおすすめします。一般的には10年に一度塗替えをするのが良いと言われています。
外装の塗り替え時の、見積もり内訳は、塗料代が20%、足場代が20%、施工費(人件費)が30%、業者の利益が30%ですので事前に正しい相場感を見につかんでおくことが大切です。
また、足場代が20%もありますので、外壁の塗装と同時に、屋根の塗り替えもするのがおすすめです。